Mikrosam社とは？

Mikrosam社は、複合材料業界において設備とノウハウで世界的に認められたリーダーです。1990年の設立以来、最も要求の厳しい業界のお客様に290を超える複合材生産ラインを設置してきました。ドイツ、スウェーデン、米国、日本、ロシア、中国、インド、韓国など、43か国以上で成功を収めてきました。Mikrosam社のエンジニアリングのリーダーシップと製造能力は、過去30年間にわたりMikrosam社の成功を後押ししてきた重要な強みのひとつであり、今後もそうし続けるでしょう。Mikrosam社は、シミュレーションとプロセス自動化のための独自の最先端ソフトウェアを有しており、最新の複合材料製造のための工場自動化を提供します。研究開発センターでは、プロトタイピング、テスト、製品設計、技術開発を提供しています。

北マケドニア共和国のプリレプの郊外に独自のキャンパス

Mikrosam社は、北マケドニア共和国プリレップの郊外に独自のキャンパスがあります。キャンパスには、すべてのエンジニアリングおよび設計オフィス、製造および組み立てエリアがあります。 Mikrosam社のキャンパスは、高品質の機械の設計、テスト、実験、研究開発、およびそれらの構築に理想的な環境を備えています。すべての建物は美しい緑豊かな公園と、従業員にとって刺激的、かつのどかな自然に囲まれています。キャンパスには、天井クレーンと頑強な床を備えた天井の高い建屋があり、複数の大型機器ラインの製造と出荷前テストを同時に準備できます。成長を続ける Mikrosam社のマシンパークには、機械、電気、その他のテスト機能を備えた多くの多軸CNCマシン、プレス、クラシックワークステーションがあります。すべての機械設計は、経験豊富で熟練した生産チームと組立オペレーターによって主導されています。ほとんどの従業員はMikrosam社で長いキャリアを持っており、安定して成長するスキルベースだけでなく、お客様との将来にわたる継続性も保証しています。

数多くの賞と表彰の実績

2000年以来、Mikrosam社は、2001年のユーレカブリュッセル、Patent of the Year賞、ツールレスのCAMX 2019ショーでの最新のACE賞ファイナリストなど、ヨーロッパおよび海外で革新的な多くの賞と表彰を受けています。

沿革

History

ユーゴスラビアの時代、近代的な複合材製造施設はマケドニアのプリレップ市にありました。これは南東ヨーロッパ地域で最大で、民間用途および軍用の高度な複合材部品を製造していました。マケドニア共和国が独立国として平和的に分離した後、地元の産業は崩壊し、売却されました。Mikrosam社は、ハイテク製品を生産し、この地域の経験豊富な頭脳流出を防ぐことを目的として、当時、数少ない民間企業の1つとして設立されました。複合材料製造施設の前会長は、エンジニアリングの卓越性とお客様へのプラスの影響が成功への道筋となる環境において、必要なすべてのトップエンジニアを集めました。

Mikrosam ADは、少数のエンジニアと大学教授から始めて、最初はコンサルタントとして複合材業界に参入することを決めました。彼らは、設計コンサルティング、電子部品の製造、生産用の機械の設計に取り組み始めました。会社の人々は、国際市場への参入に非常に熱心に取り組み、彼らのコンセプトと技術的課題に正面から取り組む能力を証明しました。最初の努力は報われ、会社はそのノウハウとコミュニティからの尊敬で成功を収めました。その成功と拡大を通じて、プリレップ市の設計事務所を大きくし、洗練された特殊な機械の開発を目的とした大規模な生産施設に投資しました。この決定は、マシンの構築方法を完全に制御できるようにするために行われました。

何年にもわたって、Mikrosam社の成功は地域社会の発展を促進するための手段として使われてきました。Mikrosam社は、従業員とより広いコミュニティメンバーの教育的側面に投資することにより、本社として選択したこの場所を引き続き評価しています。会社の従業員の継続的な学習と改善は、このような高い専門的成果を達成するための重要な要素であり、技術提案と顧客サービスにおいて、米国およびEUの競合他社の多くを凌駕する会社と見なされています。Mikrosam社は、過去9年間、Mikrosam Academyを通じて、選ばれた熱心な人々に無料で個人的な教育サービスを提供することにより、コミュニティに還元してきました。

現在

Mikrosam ADは、歴史に富んだペラゴニア地方の牧歌的な場所に位置しています。Mikrosam社の本社はプリレップ市の郊外にあり、マケドニアの有名な歴史的建造物であるクルシェヴォへの道にあります。本社の施設には、最新の機械製造プラントと複合材料研究所に加えて、管理および設計オフィスが含まれています。本社の隣には、先端複合ロボティクス研究所が基礎を築き、建設された場所があります。

Mikrosam社のエンジニアリングチームは、最新の機械を製造するために必要なさまざまな分野で多くの経験を持つメンバーで構成されています。電気技師、機械技師、ソフトウェア開発者、化学技師、製造グループが1つのチームとして協力し、最終製品を製造しています。このチームには、理学博士と大学教授がおり、顧客向けのソリューションの研究にフルタイムで取り組んでいます。このメンバーは、フィラメントワインディング、プリプレグ作成、ファイバー配置技術が研究され、実験が行われている最新の複合材料研究所にアクセスできます。コンポジットと自動化は常に進化している分野であるため、お客様の特定の要求に対応し、完全な生産に取り組む前にラボでコンセプトをテストします。

結果

Mikrosamは主に輸出志向型であり、顧客の98％以上がマケドニア国外にいるため、機械の納入と国際レベルでのサポートの長い経験があります。当社の顧客基盤は、主に欧州連合の先進国、米国、日本、中国、ロシア、およびその他の世界各地にあります。現在、約40か国のお客様に、約200の生産ラインの構築と統合に成功しています。Mikrosam社は国際市場に対応しているため、お客様の現地のニーズを理解するために一生懸命取り組んでいます。そのため、これまでに8以上の言語で自動化画面、ソフトウェア、ドキュメントを提供しており、さらにリクエストが進行中です。

Mikrosam社が20年以上にわたって複合材料の産業自動化に取り組んできた結果は、その機械のラインナップからもわかります。Mikrosam社は、高度なフィラメントワインディングマシン、熱硬化性および熱可塑性プラスチックを使用したプリプレグ製造機、プロトタイプのファイバープレースメント機、カスタマイズされた複合材マシニングセンター、など統合された製造ラインを製造してきました。Mikrosam社の設備は大規模な製造センターで生産ラインを稼働させ続け、実験用機械は研究者が公益のための新しい複合アプリケーションを発見するのに役立ちます。

Mikrosam社は、その能力を継続的に改善するよう努めており、可能性は無限であり、高い顧客満足度を達成することは非常にやりがいのあることを理解しています。是非、Mikrosam社と話してください。Mikrosam社があなたの成功を築くのをどのように助けることができるか見てみましょう。

タイムライン

1990年	1996年	1998年	1999年	2000年

5人の従業員でミクロサム社を設立。	1996年：最初のフィラメントワインディング装置を開発。複合材料のアプリケーション特性をテストするための装置を開発。	最初のプリプレグ製造装置機を製造。	PCBを切削するためのリニアモーターを備えた多軸装置を開発。ドイツのハノーバーで実証された最初の6軸FW装置。	中国市場への参入。

2003年	2005年	2007年	2009年	2011年

ミクロサムの恒久的な地となる新工場を開設。フィラメントワインディング装置用ソフトウエア「ワインディングエクスパート」を開発。	ミクロサムアカデミー開設。	ガントリースタイルのAFP8x1/2インチtoを備えたAFT/ATLテクノロジーの発売。	先端複合材料およびロボット工学研究所（IACR）の設立。	ドイツのニュルンベルクでタンクの自動カット＆リスタートの特許を申請しマケドニアの特許庁より特許を取得。

2012年	2013年	2014年	2015年	2017年

近代的な実験室と複合型プロトタイピング装置	従業員数が100人に達する。	特許取得済みのATLヘッドを搭載した航空顧客向けの門型ATL装置を納入。AFP及びATLを使用した高度な熱可塑性プラスチックプロジェクト。	連続生産のためのTire1自動車顧客向けCNGタンク用の完全自動生産ラインを納入。	2017年：宇宙アプリケーション向けのハイブリッドFW及びAFPを納入。

2018年	2019年

AFPを使用した工具不要の熱可塑性部品の最初のマルチロボットセルを開発。	多くの革新技術を備えたCNG/CHGタンクの自動生産ラインを納入。