工業プラントにおける耐薬品性タンクまたは貯蔵水素の製造を支援

Amargoは、Mikrosamを選び、工業プラントにおける耐薬品性タンクまたは貯蔵水素の製造を支援

Poland (Link)州Amargo(アマルゴ社)は、Mikrosam (Link)の最新フロアベース型の、化学的に耐性のある水槽、または工業プラントでの水素貯蔵用の最新のFW製造ラインを導入した。本機は、スプール繊維を用いて、直径200mm～4300mm、長さ12000mmの複合材料タンクをマンドレルシャフトで製造することができる。

MikrosamのAmargo用フィラメントワインディングマシン

Amargoは、アイデアや需要から、コンセプト、プロジェクト、生産、配送、タンクの全寿命にわたるフルサービスまで、多くのアプリケーションをカバーしている。また、Warsaw (Link)とWroclaw (Link)の2大学と連携し、フィラメント法による複合タンクの製造を可能とする、大型ヒンジボトム(MAZOWSZE/141/19)を有する複合耐圧容器のインテリジェント構造の開発を3年間実施している。

Amargoは、完全な設備と、必要な追加の装置と制御装置を備えた耐薬品性の槽を提供することで、18年以上にわたり多くの産業を支えてきた。腐食性環境、温度、および圧力を含むタンクの運転条件が非常に厳しい場合、熱可塑性グループからの材料、例えばポリエチレンPE100、およびポリプロピレンPP-Hに基づく溶液はもはや十分ではない。その場合、樹脂タンク構造とガラス繊維強化材を、好ましくは連続繊維を用いて使用する必要がある」と、アマルゴの経営理事会のプレジデント、Szczepan Gorbacz氏は言う

タンク壁の耐薬品性を高めるために、高耐薬品性の内部層、いわゆるライナーがさらに使用され、「デュアルラミネート」として市販されているハイブリッド溶液が得られる。次いで、化学的耐性バリアは、PVDF、E-CTFE、およびPFAなどのハロゲン基からの材料である。また、水素タンクには、ポリエチレンやポリアミド(特殊品種)などの改質プラスチックライナーが使用されている。

ライナー付きの複合構造によるソリューションは、主に耐久性、非常に長い耐用年数、および軽量であることを特徴としている。これらが、Amargo溶液が金属タンクを勝ち取る主な理由である。

また、薬品類圧力貯蔵タンクは、高圧、すなわち内圧が大気圧より高い流体を貯蔵するように設計された容器である。それらは、様々な形状およびサイズであり得、様々な材料から製造され得る。高圧下で貯蔵された攻撃的な化学薬品は、人々および環境の両方に重大な損傷を引き起こす可能性があるので、そのような容器の早期損傷検出および、構造的完全性監視のためのシステムを開発することが不可欠である。早期損傷検出及び状態監視システムの開発は、また、構造物の定期的な検査に関連するメンテナンスコストの低減、及び監視できない損傷開発による予期せぬ動作中断、並びに関連する環境負荷の低減に役立つことができる。アマルゴと技術大学のエンジニアは、外部GFRP層に設置されたPZT (圧電)送信機で励起された弾性波を測定できる特殊な検出システム-センサ-を用意した。

このシステムは、故障や損傷を効果的に防ぐ異常事態の早期発見とともに、タンク構造の技術的状態の常時監視を確実にするもので、いわゆる「予知保全システム」である。

さらに、完全なソリューションの一部として、AmargoはDigital Twinソリューションを入手する。このソリューションは、Industry 4.0の時代には、特に化学産業における企業および工場のサービスおよびリフォームサービスによって非常に望まれている。

Amargoは、Mikrosamの経験、専門知識、技術サポート、機器の設計と統合における柔軟性を選択した

AmargoとWRUSTのMikrosam訪問

Mikrosamのシステムは、フィラメントワインディングマシン、ディープ含浸のための含浸槽システム、繊維クリール、繊維供給システム、プログラミングのためのソフトウェア、および品質検査システムを特徴とする。1軸、補間4軸、キャリッジフロアベースの構成となっている。通常はグラスファイバーを使用しているが、特に高圧タンクや水素貯蔵タンクなどで重要な炭素繊維に変えることができる。繊維送出システムは、繊維を、最小限の繊維損傷で樹脂浴およびマンドレルまで引導し、搬送する。セラミックアイレットは、特殊なシステムを使用して樹脂浴に到達するまで、正確な順序で導かれるので、繊維間の摩擦を最小限に抑える。深層レジンバスは高生産スピードに設計され、32本のトウ(繊維)を有し、含浸品質に優れている。

「この機械は、より小さな水素タンクの製造から、大容量の耐薬品・水タンクまで、様々な可能性を提供する。ミクロサムの設計の柔軟性により、5番目の制御軸と2番目のローラー含浸で、その先のEyeをアップグレードすることが可能になる。私たちは、お客様に、他の方法や機構に対して一貫した品質で、高速・高精度の巻き取りを可能にする最新の技術と装置性能を提供する。」と、ミクロサム副社長Vice Samak氏は言う。

本機にはWindingExpert ソフトウェアが搭載されている。このソフトウェアは、マンドレルやパターンの生成、部品のシミュレーション、部品の作成、FEA データのエクスポート(Nastran、Abaqus)など、多くの機能を備えている。アドバンストコントロールには、SCADA 統合によるQCS – Quality Control System がある。この製造履歴を使用することによって、顧客は、重要なフィラメント巻き付けパラメータを監視し、制御する。

これには、連続繊維の正確な張力制御、正確な樹脂流れ制御、および一貫した巻き角の維持が含まれる。Amargoは、巻取り工程を分析するために履歴データを利用することで、高品質でバランスの良い信頼性の高いタンクを保証することができる。

Mikrosam社について

 マケドニアのプリレップを拠点とするMikrosam DOOは、複合材料産業の機械とノウハウにおいて世界的に認められたリーダーである。ドイツ、スウェーデン、アメリカ、日本、ロシア、中国、インド、韓国など45カ国以上の最も需要の高い顧客に300以上の複合生産ラインを導入している。すべての機械は、6軸フィラメントワインディング、AFP/ATLロボットおよびガントリー機械、CNG/H2/LPGタンクの自動生産、プリプレグ生産&コンバージョンにおける実証済みのソリューションから得られたユニークな知識を用いて、オーダーメイドである。シミュレーションおよびプロセス・オートメーション用の最先端ソフトウェアと統合され、Mikrosam は現代の複合材製造のファクトリー・オートメーションを提供する。研究開発センターでは、試作、試験、製品設計、技術開発を行っている。成長する顧客の成功リストに参加する。Mikrosam (www.mikrosam.com) にアクセス (Link).

アマルゴ社について

 Amargo(ポーランドを拠点とする)はコンサルティング・生産会社であり、その主要な活動分野はコンサルティングと監査(ケーススタディ、実現可能性分析、予算編成を含む)、耐薬品性タンクと水タンクの設計、生産、組み立て、および完全な工業設備である。専門的なソフトウェア[計算、テスト]を備えた、学歴と関連性のある経験豊富なスタッフ[ワルシャワとウロッコのテクノロジー大学、関連する議員]。また、化学工業ポーランド・チェンバー、複合技術ポーランド・クラスター、ウィエルコポルスカの水素プラットフォーム、技術検査局の活発なメンバーである。当社は、工業顧客と協力して、広範な知識と長年の経験を共有し、最適化されたカスタマイズされたソリューションを共同で生み出す、新しい協力分野、特に耐薬品層を備えた責任ある先進的なタンクの新しい設計にオープンしている。アマルゴを訪問: https://www.amargo.pl/ (Link)