【製品情報】コンビミニ サイエンティフィック キャストフィルム 及びインフレーション 複合型装置

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コンビミニ サイエンティフィック キャストフィルム 及びインフレーション 複合型装置

新しく開発されたLabtech ミニコンビラインは、16mmの単軸押出機をインフレーション装置(LMF-200)とキャストフィルム/シート装置(LMCR-150)に接続することができます。このモジュール設計は、2つの異なる機械の機能を1つのシステムに統合することで、従来の設定の制約を超えて、多様な生産ニーズとコスト削減の目的を達成するための生産の柔軟性を提供します。内部のすべての部品は頑丈なスチールフレームに囲われスチールパネル上に設置されたこのコンビラインは、非常に高い耐久性と安定性を確保します。

コンビラインは少量の材料での運用に適しており、R&DやQC等の類似の用途に最適な選択肢となります。そのコンパクトなサイズにもかかわらず、このミニコンビラインは通常、大きな機械と同等の能力を有しておりますが、吐出量だけが少ないという特徴があります。これは、ほとんどすべての一般的なポリマー(例:PET、PE、ナイロン)、生分解性樹脂(例:PLA、TPS)、リサイクル素材に対応できることを意味します。

 

 


  • モジュール設計
  • スペースの節約
  • コストの削減
  • 設置の容易さ
  • 生産の多様性
  • インフレーション装置とキャストフィルム装置への迅速かつ容易な変更
  • 低電力消費と小スペースでの据付
  • 材料使用量の抑制

キャストフィルムロールにはオプションとして、最大温度が140℃に達することが可能な水温調器の利用ができます。

インフレーション装置

 

マンドレルダイは、インフレーションフィルムタワーのフレームにスイングアームを使用して取り付けられ、これにより押出機への簡単な位置決めと接続が可能になります。インフレーションフィルム装置での生産が必要な場合、ダイのアタッチメントを振ることでダイのアタッチメントに単軸押出機を容易に接続することができます。

 

 

キャストフィルム/シート装置

逆に、生産がキャストフィルム/シート装置に切り替わると、インフレーションフィルム装置のダイアタッチメントは、まずダイアセンブリを振って単軸押出機から切り離されます。
キャストフィルム/シート装置のプロセスは、リニアスライドガイド上で単軸押出機を前にスライドさせ、同じCクランプ機構を使用してフラットダイに接続することできます。
リニアスライドガイドを用いることで、フラットダイの位置はキャストロールに対してさまざまな位置に調節可能です。さらに、キャストロール自体がフラットダイとの間隔距離を調整するための微細な垂直調整機能を持っています。この機能により、オペレーターはさまざまな粘度と用途を持つ樹脂を使用することができます。

 

技術データ

押出機(LME16-30/C)
最大吐出量
押出機設定温度
2.0 kg/時
300°C
キャストフィルム装置(LMCR-150)
ダイス幅 (リップ調整幅)
ロール幅
ロール径
フィルム/シート幅
最小フィルム厚 (PE)
最大フィルム厚
125 mm (0.3 mm – 2.0 mm)
150 mm
145 mm
115 mm
10-20 μm(材料による)
1.2 mm
インフレーション装置(LMF-200)
ダイ口径(リップ幅)
最大フィルム幅
最大フィルム巻取り速度
ロール幅
寸法(L x W x H)
25 mm (0.8 mm)
180 mm
15 m/分
200 mm
2023 mm x 873 mm x 1749 mm
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