ニュースリリース
Kardex Remstar製 自動収納庫システムの国内販売を開始
2017/11/07
アルテック株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:張能 徳博(ちょうのう のりひろ)、東証一部上場: 証券番号9972、以下アルテック)は、Kardex Remstar(本社:スイス、チューリッヒ)製の自動収納庫システムの国内販売を開始いたします。人手不足が深刻な課題となるなか、従業員の作業効率の向上と安全性の確保は不可欠です。アルテックは、世界で14万件以上の導入実績を誇るKardex Remstarの自動収納庫システムの販売を通じ、国内の物流及び製造業における省人化、省スペース化、自動化に貢献して参ります。
Kardex Remstarの自動収納庫システム
Kardex Remstarの自動収納庫は「縦型リフト式 自動収納庫(Kardex Shuttle)」「縦型回転式 自動収納庫(Megamat)」「横型回転式 自動収納庫(Horizontal Carousels)」など、フロアスペースの広さと高さに合わせて最適な形式を選ぶことができます。
作業者は必要な在庫をモニター上で検索し、取り出し口で受け取ることができるため、保管場所まで移動する従来の流れに比べ、生産性が大幅に向上します。取り出し口の高さも人間工学に基づいた設計となっており、作業者の負担を軽減する工夫がなされています。また、在庫状況を自動で管理し、手動によるエラーを防ぐことができるため、ピッキング精度の向上も期待できます。
縦型リフト式 自動収納庫(Kardex Shuttle)
物品の保管棚(トレイ)がユニットの前後に垂直に収納され、中央に引き出し装置がある自動収納庫システムです。ボタン操作またはバーコードスキャンによって収納物を載せたトレイが取り出し口まで移動します。取り出し口の数やトレイの高さ、複数フロアに取り出し口を設置するなど、スペースに合わせて柔軟にカスタマイズすることができます。取り出し口にはセーフティドアがついており、作業者の安全や収納品の保護に加え、機械音の防音、トレイが上下する際の風圧防止など、使いやすさと安全性を最大限考慮しています。また、モジュール構造を採用しているため、設置後も高さや取り出し口の数を変更することも可能となっています。
縦型回転式 自動収納庫(Megamat®)
回転式のコンベアが垂直方向に動き、最短の経路を通って取り出し口に適切なキャリアを運ぶため、頻繁にアクセスする物品の収納に適したシステムです。Kardex Shuttleと同じく、取り出し口を複数階に設置することができます。
Megamatのキャリア積載荷重は180kg、350kg、650kgの3タイプ(RS180、RS350、RS650)があります。
※Megamatシリーズの各ユニットは、空調ルーム、ドライルーム、クリーンルーム等、管理エリア内での使用にも対応しています。また、特殊耐火ソリューションにも対応可能です。
横型回転式 自動収納庫(Horizontal Carousels)
回転式コンベアが水平方向に動き、商品の保管と回収を迅速に行うことができます。生産現場や配送現場など、日常的に大量な処理が必要とされる用途や中・低速動作での移動が適切な商品には、Horizontal Carouselsが最適です。また、倉庫管理ソフトウェアを使用することで、物流全体が円滑に稼働しているかの把握が可能となり、より効率的な作業フローの実現と入出庫の透明性を高めることができます。
仕様
Kardex Shuttle XPシリーズ
※その他商品の仕様は弊社までお問い合わせください(03-5542-6765)
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Kardex Remstar社について
1873年に創業された、自動収納庫および検索システムを提供するリーディングカンパニーです。SIXスイス証券取引所に上場しているKardex AGのメンバー企業でもあり、これまでに小売、物流、病院など、さまざまな 業界・組織に14万件を超えるシステムを導入してきました。 倉庫スペースを最大限に活用することで企業の生産性を高め、作業プロセスを向上するためのソリューションを提供しています。
「2017国際ロボット展」に出展
アルテックは、東京ビッグサイトにて開催される「2017国際ロボット展」に出展し、「Kardex」の動画をご紹介いたします。
<2017国際ロボット展>
会期 : 2017年11月29日(水)~12月2日(土) 10:00~17:00
会場 : 東京ビッグサイト 小間番号:IR1-17「アルテックブース」