ニュースリリース
ストラタシス新製品マルチマテリアル3Dプリンター「Stratasys J850 Pro」 の取り扱い開始
2021/02/18
アルテック株式会社 (本社:東京都中央区、代表取締役社長:張能 徳博 (ちょうのう のりひろ)、東証一部上場: 証券番号9972、以下アルテック)は、3Dプリンター業界最大手*のStratasys Ltd. (Nasdaq: SSYS)社のマルチマテリアル高精細3Dプリンター「Stratasys J850 Pro(以下J850 Pro)」の取り扱いを開始いたします。
* 『Wohlers Report 2019』
ストラタシスから新製品「Stratasys J850 Pro」が登場
ストラタシスのPolyJet方式(インクジェット方式)の新製品「J850 Pro」は、最大7種類の材料を同時使用して、複数材料のアッセンブリモデルや高透明度のモデル、デジタルABS(ABSライク)などの高精細パーツを造形することが可能です。現状フルカラーを必要としないユーザ向けに新しく開発され、従来機種の高性能フルカラー3DプリンターJ850*の性能(スーパーハイスピードモードや低価格モデル材DraftGrey対応等)はそのまま受け継ぎ、価格もよりお求めやすくなりました。
*J850は「J850 Prime」へ改名となります。
7種類の材料の同時使用、混ぜ合わせが可能
「J850 Pro」は同時に7種類の材料を一度に装填することが可能です。これにより、複数材料を使い分けたい場合には、材料の入れ替えの必要を最小限に減らすことができます。また、一度に7種類の材料を同時使用、混ぜ合わせを行う事で様々な物性のパーツを一括造形することができます。
低コスト材料「DraftGrey」に対応
低コスト材料の「DraftGrey」はスーパーハイスピードモード(SHS)の設定で造形できる材料です。優れたコストパフォーマンスと高速造形でコンセプトデザインの確認や治工具、モックアップ製品などの造形ハードルを下げます。また、SHSモードは積層ピッチ0.054㎜で造形が可能となり、従来の機種の約2倍の速さで造形します。「早く・安く」モデルを造形します。
ニーズに合わせて、簡単設定・簡単造形
専用ソフトウェア「GrabCAD Print」を使用して装置を操作いたします。分かりやすいインターフェースを持つこのソフトは直感的にモデルの造形設定を簡単に行うことが可能です。データはCADのネイティブデータに対応、積層ピッチや造形の方向、個数、角度など自由自在に設定することが可能です。社内LANに乗せればクラウドでの造形管理もできます。初めて3Dプリンターを使う方でも安心してご利用いただけます。
大きな拡張性を持つ、将来性のある3Dプリンター
「J850 Pro」の登場により、従来機種の「J850」と「J826」は、「J850 Prime」と「J826 Prime」に改名となりました。この「Prime」と付いた機種ではCMYKW+2種類の材料を使用することで50万色以上の色と質感を表現できるストラタシスのフラッグシップ機となります。今はフルカラーが必要なくても、将来的にリアルなフルカラーモデルの造形が必要となった際、「J850 Pro」は「J850 Prime」にアップグレードすることが可能です。まずは「Pro」で必要な機能を最大限に、その後「Prime」でさらにハイグレードな用途への活用と、「J8シリーズ」はエンジニアからデザイナーまで様々な方の要望を実現します。
「Stratasys J850 Pro」詳細スペック
商品ページへのリンク :「Stratasys J850 Pro」